- キーストンのエギはここから
- 技術を追求する漁師仂学®
- 進化するエギ
伝統的で革新的エギへの探求は止まらない。常にレベルアップを目指しています。
語り手:金川 信栄
Lv.90
繊細な手作業中心の作業
スッテやエギの製造工程は、そのほとんどが手作業であり、どの工程も非常に繊細です。 熟練した技術が必要であり、ひとつひとつ丁寧に作業を行なっています。 製造メーカーとして、先端テクノロジーの活用を加速させてはいますが、 一方では、伝統的で繊細な手作業がエギやスッテの製造の根幹でもあります。 伝統と先端テクノロジーの絶妙な調和と融合こそが、私達が目指すものです。
Lv.95
古き良き昭和と平成という時代の働き方からの脱却
「24時間闘えますか?」と叫ばれた昭和や平成の古き良き時代は、「日本のものづくり」には、とても好都合でしたが、社会は激変し、令和という新時代へと突入しました。 令和を生きる私たちには、かつての働き方への美学が通用しなくなっています。数年前から、キーストンでは全社員参加型のハラスメント講習会や、営業秘密会議等の勉強会を定期的に開催し、時代に即したモノづくりを追求しています。 また、昨今の労働基準法や労働衛生安全法の劇的な変化へも対応すべく、弁護士、弁理士、社会保険労務士、税理士、労働衛生コンサルタントとの密な連携を大切にし、激しく変化する法律に追従すべく、情報共有を欠かさずに行っております。時代の荒波を乗り越えるべく、全社員が同じ方向を向き、互いに密な情報共有を行い、よりよい製品を法令順守で製造販売しています。
令和のエギづくり
情熱的なユーザの皆様、フィールドテスターの皆様、SPサポーターの皆様、フィールドモニターの皆様、フィールドサポーターの皆様、先進的なイカ釣り漁師の皆様、そして、弊社の全社員、連携企業の皆様が一体となって、 エギをづくりを追求していくことで『エギを作る喜び』、『エギを使う喜び』 をもっと共有できればと考えております。
プライベートブランド「REVOLT®(リボルト)」
Revolt®ブランドの役割と位置づけ
キーストンのオフィシャルサイトに掲載されている製品は、全製品が純日本製であり、「Made in 有田」です。キーストンでは、エギの開発から量産、販売に至るまでの全工程を、佐賀県有田町で一貫して行っています。
リソースが限られているため、新製品の開発には莫大なコストや時間がかかり、これが最大の課題でした。設立以来、この24年間、新しいアイデアはあっても、新製品のタイムリーリリースは困難で、解決策を模索し続けていました。
そこで当社は、ソフトウェア開発プロセスを参考に、Revoltブランドを新たに設立することを決定しました。
ソフトウェア開発では、イテレーションが重要な役割を果たします。具体的なプロセスは以下の通りです。
1. プロトタイプ
デザインや主要機能のコンセプトを試す初期段階です。ここでフィードバックを収集し、仕様の変更や改善を行います。
2. アルファ版
基本機能を組み込み、内部でテストを実施します。仕様変更やバグ修正のイテレーションが頻繁に行われます。
3. ベータ版
広いユーザー層にテストを展開し、外部のフィードバックを基に仕様変更やバグ修正を行います。
4.リリース候補
最終リリース前のバージョンで、主にバグ修正と微調整が行われ、大規模な仕様変更は避けられます。
5. 正式リリース
完成品が公開されます。公開後も、ユーザーフィードバックや市場のニーズに応じて、仕様変更やバグ修正のイテレーションが継続的に行われます。
開発チームは各段階で細かいイテレーションを繰り返し、品質とユーザビリティを向上させます。新機能の追加、既存機能の改善、バグ修正、パフォーマンス最適化が含まれます。バージョン番号も更新され、進行状況を示します。
Revoltブランドでは、アルファ版やベータ版レベルの製品を直販サイトで小ロット販売します。これにより、ユーザーの意見をダイレクトに取り入れ、一体となって仕様変更や改善を行うことができます。
開発段階の製品は量産が困難なため、極小ロットでの販売となりますが、開発コストの一部が回収できるため、経営上、前に進めやすくなります。
Revoltブランドは、開発段階の新製品を極小数量でリリースするブランドとして位置づけられています。
Revoltブランドは、アジャイルなモノづくりを追求するブランドです。