【シーズン序盤】ティップランエギング実釣レポート──ジェットチェイサー2.6号で濁り潮攻略 by Azuma
シーズン序盤のティップランエギング。水深10~20mの濁り潮をジェットチェイサー2.6号と仮面シンカー10g~20gで攻略。ベイトが少ない中、激しい動きでアピールし、リーフトータスとスゴイグレーで連発した実釣記録。
フィールド状況 & コンディション
シーズン
シーズン序盤のティップランエギング。まだアオリイカの活性が安定しない時期。
水深
10~20m前後の中層域。底質は砂地混じりの岩礁帯。
潮況
濁り潮。視界が悪く、アピール重視の釣りが必要な状況。
ベイト状況
ベイトが少ない厳しいコンディション。アオリイカの活性も低め。
使用タックル & セッティング
- エギ:ジェットチェイサー 2.6号
- シンカー:仮面シンカー 10g~20g(潮流と水深に応じて使い分け)
- ロッド:ティップラン専用ロッド 6.0~6.6ft
- リール:スピニングリール 2500~3000番
- ライン:PE 0.6~0.8号 + フロロカーボンリーダー 2.5~3号
攻略法:激しいアクションで存在をアピール
シーズン序盤でベイトが少なく、さらに濁り潮という悪条件。このような状況では、エギの存在を強くアピールすることが釣果への近道となります。
ジェットチェイサー2.6号に仮面シンカーを装着し、通常より激しめのシャクリを意識。大きなダートアクションで広範囲にアピールし、遠くのイカも引き寄せる戦略を取りました。
フォール時はテンションフォールとフリーフォールを使い分け、その日のイカの反応を探りながら調整。濁り潮ではステイ時間を長めに取ることも効果的でした。
ヒットパターン分析
東(Azuma)による実釣で判明した当日のパターン:
- リーフトータスでヒット多数
- スゴイグレーでもヒット連発
- 堤(Tsutsumi)も同カラーで好釣果
- 濁り潮には視認性の高いカラーが効果的
当たりカラーはリーフトータスとスゴイグレー。濁り潮でも視認性が高く、アオリイカへの訴求力が抜群でした。
実釣ギャラリー
釣果データ & 分析
ヒットレンジ
底から3~5m上。中層での反応が多かった。
時合い
潮が動き始めたタイミング。上げ3分~7分が特に良好。
アクション
2段シャクリ→激しめダート→長めのステイが基本パターン。
バイト
ステイ中のモゾモゾとした前アタリから本アタリへ。即アワセは禁物。
まとめ:濁り潮×ベイト少ない状況は「激しいアピール」が鍵
シーズン序盤のティップランエギングでは、まだアオリイカの活性が安定せず、さらに今回は濁り潮とベイトが少ないという厳しい条件が重なりました。
このような状況を打開したのが、ジェットチェイサー2.6号の高いダート性能と、仮面シンカーを使った激しいアクション。
特にリーフトータスとスゴイグレーという視認性の高いカラーが、濁り潮の中でもアオリイカに強くアピールし、数多くのヒットに繋がりました。
厳しい状況こそ、エギの性能と適切なカラー選択、そして状況に応じたアクションの使い分けが釣果を左右することを改めて実感した釣行でした。
ティップランQ&A
Q. 濁り潮の時のカラー選択は?
A. 視認性重視が基本。オレンジ系、ピンク系、チャート系など派手めのカラーが有効。今回のリーフトータスやスゴイグレーのようなコントラストの強いカラーも効果的です。
Q. ベイトが少ない時の誘い方は?
A. 広範囲にアピールすることが重要。通常より激しめのアクションで遠くのイカも引き寄せ、ステイ時間を長めに取って食わせの間を作ります。
Q. 仮面シンカーの重さの選び方は?
A. 水深と潮流で判断。10m以浅は10g、15m前後は15g、20m以深や潮が速い時は20gが目安。底取りが確実にできる重さを選択します。
Q. シーズン序盤の攻略ポイントは?
A. イカの活性がまだ低いので、リアクションバイトを狙うことが大切。激しいアクションの後の急激な変化(ステイやスローフォール)でバイトを誘発させます。