- キーストンのエギはここから
- 技術を追求する漁師仂学®
- 進化するエギ
伝統的で革新的エギへの探求は止まらない。常にレベルアップを目指しています。
語り手:金川 信栄
Lv.40
ケタ外れに釣る漁師の直感
![ケタ外れに釣る漁師の直感](../images/concept/concept9.jpg)
イカからブリなどの青物に至るまで、 桁外れに釣る伝説的な漁師が各地にいます。 では、桁外れに釣る漁師は、一般の釣り人と何が違うのでしょうか? 単に「釣りがうまい」と一言ではとても言い尽くせない「何か」を彼らは持っているのは間違いありません。 ではその「何か」とは何か? それは、間違いなく日々の緊迫した体験から培われる漁師独特の体感的知識と 最新の理論との絶妙な融合から生まれる「漁師の直感」です。
Lv.45
ノーベル賞級の熟考
![ノーベル賞級の熟考](../images/concept/concept10a.jpg)
「直感」はいい加減なものではありません。 豊富な体験と知識から生まれる合理的なブレイクスルーであり、 時としてノーベル賞級の発見があることはよく知られた事実です。 「優れた直感」は、365日、24時間、常に意識していないと生まれない感覚だと言われています。 キーストンでは、そのことを「漁師仂学®」というキーワードで定義しています。
Lv.50
漁師仂学というキーワード
![漁師仂学(漁師力学的)なもの](../images/concept/concept11.jpg)
キーストンは設立以来「漁師仂学®」というキーワードを最大限に大切にしています。 いわゆる『エギング』と言われているイカ釣りは、日々進化していますが、 もともと「漁師の釣り」が一般に普及し、進化したものがエギングです。 その根底には「漁師仂学的な」深い理論と体験が内包されています。
Lv.55
最先端テクノロジーの有効活用
![バタフライ効果というモノ](../images/concept/concept12a.jpg)
「漁師仂学」を追求するためには、必然と先端テクノロジーの利用が必須となります。工作機械、AI、Iotデバイス、シーケンサー制御、オブジェクト指向プログラミング、3D CAD/CAM、Docker等の仮想化技術の採用等。時代の変化への対応力を常に培っています。
Lv.60
早福型というエギ
![早福型というエギ](../images/concept/concept13.jpg)
漁師が桁外れに釣るための手法に、驚嘆することがあります。 天候、海流、小魚の群れ、プランクトン、海の色、地形等の多くの条件を瞬時に判断し、直感的に桁外れの釣果を得る。 判断を間違えると、たとえ同じ場所で釣っていても、10倍近い釣果の差が生まれてしまうことがあります。 漁師の直感は日々の経験や深い思考の中から必然的に生まれるブレイクスルーであり、当てずっぽうなものではありません。 しかしながら、その直感を、意味あるモノにするには、漁師には理想的な道具が必要となります。 毎年、伝説を築き上げている「早福型(はいふくがた)」というエギがその道具の一つです。 この早福型は、一般の釣り人から漁師にいたるまで、桁外れに釣れるせいか、こっそり使っているのを頻繁に見かけます。
Lv.65
爆釣に最も重要なのはエギの動き
![爆釣に最も重要なのはエギの動き](../images/concept/concept14a.jpg)
凄腕の漁師は言います。 「深さが、25mだろうが、120mだろうが、エギが意図した通りに動き、 泳ぐことが絶対条件であり、 天候、海流、小魚の群れ、プランクトン、海の色 地形等の多くの 条件の中で、 我々が最も重要な要素と位置づけているものがエギの動きである」と。 ここに内包されている「漁師仂学」をキーストンでは追求していきたいと考えています。
Lv.70
釣り人からのフィードバック
![一般の釣り人からのフィードバック](../images/concept/concept15.jpg)
「漁師仂学」には、興味深い側面があります。 それは、一般の釣り人の研究心から生まれるアイデアの商品へのフィードバックです。 その商品は漁具として利用されます。 昨今、SNSが起爆剤となり、漁師と一般の釣り人との情報交換がボーダレスに行われているせいか、 非常に良いアイデアが採用された商品が多くなってきているように感じます。 多くの漁師達は、この一般からのアイデアが具体化された商品が良ければ、 こだわりなくそれを採用します。
Lv.75
境界なき釣具と漁具
![境界なき釣具と漁具](../images/concept/concept16.jpg)
InstagramやTicTok等のSNSが爆発的に普及することに伴い、 あらゆるジャンルで製品のボーダレス化が加速しています。 これは、先に述べたように、釣り具の分野でも同じです。 エギングブーム以降、これは漁師が使うモノで、これは一般が使うモノ、というような 従来の製品の境界は意味のないものとなってきています。 考え抜かれた叡智だけが生き残っていく時代となっており、 その兆候は「神経絞め」というこれまで特殊だった商品ジャンルにも顕著に表れています。 以前は漁師だけが利用していた製品を、いまは一般の人から、プロの漁師まで、 ボーダレスに使われています。 ChatGPT等のAIの登場は更にそのことを加速させるだろうと考えています。
Lv.80
漁師力学と量子力学
![漁師力学と量子力学](../images/concept/concept17a.jpg)
『漁師仂学』と同音異義のキーワードとして「量子力学」という分野が存在します。 スマートフォンをはじめとする最先端のエレクトロニクスが私たちの生活に深く浸透している今日、これらの技術は実はこの量子力学の原理に大きく依存しています。例えば、トランジスタや半導体などの基本的なコンポーネントは、量子力学の法則を利用しています。しかし、私たちが日常生活でこれらの原理を意識することはほとんどありません。 量子の世界は、とても不可思議で興味深いものです。例えば、「粒子の二重スリット実験」や「シュレディンガーの猫」の思考実験は、量子力学が古典的な直観とどのように異なるかを示しています。これらは、微細なスケールでの現象を理解するための重要な手段となっています。 デカルト以来の要素還元的手法は、量子力学によって新たな視点を得ています。量子力学は、古典物理学を否定するものではなく、むしろ物質とエネルギーのより深い理解を可能にする補完的な枠組みを提供します。このため、ニュートン物理学の考え方は、現代の科学と技術においても依然として必要不可欠です。ニュートン以来の法則は、日常的なスケールでの多くの現象を理解する上で、引き続き重要な役割を果たしています。
Lv.85
「仂」を通した社会貢献
![学問のすすめ](../images/concept/concept18.jpg)
キーストンが目指すところは、『日本のモノづくり』を通した『漁師仂学』の理解であり、 『スペシャルな漁師』のみが持つその『仂』のメカニズムを理解することで、社会貢献をすることを目標としています。