2014年6月23日 長崎県平戸 昼のケンサキイカ釣り
2014年6月23日、長崎平戸の昼のケンサキイカ漁に行かれている
漁師さんの船で、昼のケンサキイカ釣りへ行ってきました。
北部九州では「昼イカ」と言われていますが
ここ数年、じわりじわりと人気が出てきています。
夜焚きの場合、出船は夕方で帰港は深夜、帰宅は明け方になることも。
1日半以上休みがないと行けませんし、生活バランスも・・・
ただ昼イカ釣りは、夜焚きと違ってイカの群れの上に船を
流すテクニックと、群れを探す経験が釣果に大きく左右します。
当然、仕掛けの違いや攻め方の違いで、釣れ方も違います。
当日は、若潮であまりいい条件ではありませんでしたが
そこは漁師さんの経験からくる操船技術でカバー。
ポイントにつくと、すでに数隻の昼イカ漁師さんが集まってました。
開始早々、漁師さんはポツリポツリと釣れ始めますが
私の胴付き仕掛けには、イカからの反応がありません。
後ろで釣っていた、ハヤケン氏は1投目からHIT。
KS鉛スッテ15号に、ウキプラハイブリッド針をセットした仕掛け。
写真の胴長40cm級の良型でした。
しばらくして、ようやく私の仕掛けにもHITしました。
しかし、その時点で漁師さんは10ハイ以上の釣果。
仕掛けも同じ早福型で、ハリスの長さもほぼ同じ。
乗せてるエサも同じキビナゴで、アクション方法もほぼ同じ。
なのになぜ、ここまで釣果に差ができるのか。
その答えは、時間がたつにつれてわかってくることに。
胴付き仕掛けで釣りきれない(泣)と判断したので
ハヤケン氏と同じ、KS鉛スッテ+ウキプラハイブリッド針の
ライトタックルに変えて、誘うとコンスタントに釣れました。
やはり日中は、底付近にいることが多く、ほとんどが
海底から2mまででのHITでした。
更に、フォールや一瞬のステイでのHITは鉛スッテでの反応がよく
海底付近でのシェイクやロングステイでのHITは
鉛スッテよりも、ウキプラハイブリッド針に集中。
その後は、KS鉛スッテ+ウキプラハイブリッド針仕掛けで
数を伸ばしていきました。
しかし、胴付き仕掛けでの釣果に納得していなかったので
いろんなことを変えながら再度チャレンジしてみることに。
まずは、乗せてるエサを交換。漁師さんもエサが原因と
思われたようで、数個ほど漁師さんのキビナゴを頂けたので
交換してみると、すぐにHIT。同じキビナゴで
なぜ釣果が違うのか不思議だったのですが、その原因は
鮮度でした。いくら塩締めしているからといって
数か月も経つと、発酵しイカが嫌う臭いを
放っているのか、抱きが悪く・・・
漁師さんから頂いたキビナゴは塩締めして数日。
エサの鮮度は重要という事ですね。
それから、エダスの違い。
ナイロンハリスを使っていたのですが、漁師さんの仕掛けを
観察すると、エダスはハリのあるフロロを使用されている
感じでしたので、ナイロンからフロロに変えただけで
漁師さんの釣るペースに近づけました。
同じ早福型を使っていても、ちょっとしたことで
釣果に大きく左右するとは、今回の釣行で非常に
勉強になりました。「エサの鮮度」と「ハリスの種類の違い」
今回は、シビアと言われる日中でしたが
日中攻略できれば、夜焚きはもっと釣れると思います。
昼イカゲーム、今後ますます人気は上昇していくと思いますので
もっともっと昼イカゲームができる遊漁船が増えて
ポイント開拓が進むことを祈っています。
今回の釣果は、私が43ハイ、ハヤケン氏30ハイ、漁師さん150ハイ。
<くぼけん使用胴付き使用タックル>
ロッド:2.4m船釣りロッド
リール:中型電動リール
ライン:PE6号300m
仕掛け:幹糸16号、エダス8号
スッテ:早福型、硬質発泡浮きスッテ
<ハヤケン鉛スッテゲーム使用タックル>
ロッド:7.6フィートティップランロッド
リール:2500番
ライン:PE0.6号200m
リーダー:フロロカーボン3号2ヒロ半
スッテ:ウキプラハイブリッド針/KS鉛スッテ15号二段スッテ仕掛け
2104夜焚きページはコチラ↓
pages/yodaki/2014.htm
仕掛け図ページはコチラ↓
pages/products/sikakezu/
written by Kuboken