2014年6月16日 長崎県平戸早福 夜焚きイカ釣り修行
2014年6月16日、恒例の平戸早福凄腕漁師さんの下で、
夜焚きイカ釣り修行へといって参りました。
この日は月齢17.3の大潮後の中潮。
若干月も気になるものの、べた凪の非常に釣りのしやすい日でした。
そして17時に早福港を出港。
しかし、出港後数分でエンジン音がスローに・・・。
直ぐに船を立て、サビキを入れられると、イサキの入れ食い!
エサも無しに僅か数流しでイケスは一杯に(笑)
お弟子さんの晩御飯になるらしく、
ちょっとした寄り道だったのですが感動しました。
魚の付場を瞬時に判断。かつ常に群れの動きを先読みし船を移動。
凄腕漁師さんの知恵と経験と躁船技術に圧倒されました。
今年の平戸沖はイカが不漁で、前日は全然釣れてない船もあったそうです。
こういった状況での対応等も今回は勉強して参りました。
魚場へ着いてから、早速仕掛けを投入されます。
前日よりも反応がよかったみたいで次々とイカを追加されていきます。
仕掛けは4本投入。すべて違うタナで様子を見られます。
浅タナへの反応が良いようで浅タナ中心へと直ぐに仕掛けを変更されます。
そして反応が鈍くなるとまたタナを変え、
と、手返しと判断の早さがもの凄いです。
この日、テスト品も持って行っていたのですが
反応は微妙・・・。再度やり直しです。
1時間半程見学させて貰ってからその後は邪魔にならないように
竿を出させてもらいました。
私達二人はKS鉛スッテを中心とした
ライトタックルで挑戦しました。
鉛スッテでは、速い動き、スローな動き、
大きな動き、と誘い方が様々です。
渋い状況では、胴付き仕掛けでは出来ない速い動き
が有効であったりします。
胴付き仕掛けに反応の無い時こそ、
鉛スッテは有効なメソッドの一つになり得るです。
その後も、続々と追加していき
漁師さんも驚きの釣果となっていました。
漁師さんの仕掛けは幹が14~16号のナイロンライン
枝間が2m、エダスに8号のフロロカーボンラインで
長さはだいたい20~60cm程開けられていました。
漁師さんの話を聞いていると、
入れ食い状態の時はやはり胴付き仕掛けが有利であるが、
渋い時には、繊細な仕掛けで、誘いの幅を効かせる事が有効である
とのことでした。
しかしながら、渋い状況でも対応される、凄腕漁師さんに掛ると
早上がりでもイケスはこの通り。
大変勉強になりました。
今年の夜焚きイカ釣りも、胴付き仕掛け、鉛スッテゲ―ム
共に更なる可能性を見つけていきたいと思います。
<くぼけん氏使用タックル>
ロッド:7.6フィートティップランロッド
リール:2500番
ライン:PE0.6号200m
リーダー:フロロカーボン3号2ヒロ
スッテ:KS鉛スッテ15号の単体使用
<ハヤケン使用タックル>
ロッド:7.6フィートティップランロッド
リール:2500番
ライン:PE0.6号200m
リーダー:フロロカーボン3号2ヒロ半
スッテ:ウキプラハイブリッド針/KS鉛スッテ15号二段スッテ仕掛け
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仕掛け図ページはコチラ↓
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written by HayaKen