2012年8月7日 大分佐伯 松風さんにて 鉛スッテVS浮きスッテ
8月7日、今季10回目の夜焚きイカ釣りとなるこの日、大分宮崎の
販売店様より、大分佐伯沖の豊後水道での鉛スッテ(ひとつスッテ)ゲームの
可能性を探りたいということで、同船させてもらいました。
大分豊後水道での夜焚きイカ釣りは、以前から噂を聞いており
チャレンジしたいなと思ってたところでしたので、いろんなサイズの浮きスッテ
いろんなカラーの浮きスッテ、鉛スッテを持参しての釣行となりました。
お世話になったのは、大分佐伯港(佐伯漁協前)より出船する『松風』さん。
出港して釣り場まで約1時間。周りにはすでに、30隻以上の夜焚き釣り船が
集結していました。ここ数年で大分の夏の夜焚きイカ釣りは
人気も急上昇中のようで、釣果も釣れる時で100ハイオーバー
もあるとのことで、これからますます人気が出てくるのではと思います。
まずは、どんな浮きスッテに反応がいいのか探るべく、胴付き仕掛けでの
スッテ10本仕掛けからスタートしました。
隣には、鉛スッテオンリーでの挑戦の方が2名ほど。
やはり幸先良く釣れたのは、鉛スッテのほう。前回の釣行でもそうでしたが
ライト点灯前、点灯から1時間ほどは、鉛スッテのほうによく釣れるんですよね。
ライトを点灯してしばらくすると、カタクチイワシがちらほら姿を見せる
ようになり、浮きスッテにもコンスタントに釣れるようになりました。
まず、乗りがよかったのが、発泡浮きスッテケンサキSP2段針。
10本仕掛け中いろんなサイズ、カラーをバラバラに入れているので
連続してHITするということは、おそらくスッテを
選んで抱いているのでは?と考えられます。
その後しばらくすると、硬質発泡浮きスッテによく乗るようになり
佐賀呼子吉栄丸 赤イエローには、良型もちらほら。
同船者の浮きスッテの方々も、赤イエローにはよく乗っていたということで
大分豊後水道でも、効くカラーである事を実感しました。
その他、赤白やピンクグロー赤白にも高反応でした。
10本仕掛け中5連HITもあり、気がつけば開始3時間で
30ハイほど釣ってました。しかし、海面にカタクチイワシが大量に
寄ってきてからは、浮きスッテへの反応が、パタッとなくなり
鉛スッテへの、HITだけになりました。
1時間ほど、浮きスッテで粘りましたが、あまりにも釣れない為に
後半は、鉛スッテ(ひとつスッテ)ゲームへ釣り方を変えました。
不思議と、鉛スッテは連発は少ないものの、浮きスッテでは一時間
まったくだめだったのに、同じ時間帯でもぽつぽつ釣れました。
おそらく、ライトに集まってくる「ベイトの状況」によって大きく左右される
と考えています。基本的な考え方として、ベイトのサイズにスッテのサイズを
合わせ、ベイトの数がまばらの状況であれば、浮きスッテに高反応。
ベイトが多すぎると、浮きスッテに反応が悪くなり、鉛スッテやエギの
速い動きからのフォールに高反応を示しているのではないか。
ここ最近の釣行で、感じていることです。
後半の3時間程度で、鉛スッテだけで17ハイの釣果でした。
この日、最終的には浮きスッテ33ハイ、鉛スッテ17ハイの
合計50ハイちょうど。(小型と、スルメイカはリリース)
浮きスッテでの5連掛けもあったので、前半は圧倒的に浮きスッテでした。
しかし、後半は鉛スッテに軍配。結果的には浮きスッテの勝利ですが
鉛スッテオンリーの方は、30~40ハイ釣られていたので
浮きスッテだけで一日やってたら、同じくらいの数ではなかったかと思います。
これで浮きスッテ2勝、鉛スッテ3勝。
まだまだ奥が深い、夜焚きイカ釣り。次回は鉛スッテだけでどれだけ
数を釣ることができるのか、チャレンジしてきます。
written by kuboken