2012年7月2日 呼子吉栄丸さんにて、浮きスッテVS鉛スッテ

大人気イカ釣り遊漁船『呼子吉栄丸』

7月2日(月)、この日続いていた雨も上がり、じめじめとした
夜焚きイカ釣りには、GOODな条件でした。
潮回りは、大潮前の中潮。満月にちかかったのですが、曇っていたこともあり
月も隠れて、問題なし。今回お世話になったのは、北部九州でも
烏賊師が集まる呼子の人気イカ釣り遊漁船吉栄丸さん。
いつもであれば、電動リールに船竿、バッテリー、鉛ケース、クーラーと
結構な装備で行くのですが、今回は非常に身軽
エギングタックルに、小型BOX、クーラー。これだけ。
そうです。鉛スッテオンリーでのチャレンジです。
鉛スッテゲーム(一つスッテゲーム)と胴付き仕掛け、どちらが釣れるのか
調査の為に、今回は鉛スッテゲーム用のタックルだけ持参しました。

幸先良くHITしたのは、KS鉛スッテ12号赤セン

釣り場に到着し、パラシュートアンカーを入れた後からスタート。
ライトを焚く前は、必ず底狙いです。まずは、KS鉛スッテ12号赤センから。
着底後、リフト&フォールを繰り返していると、しばらくして小型の烏賊HIT。
その後、ライトが焚かれ、同じアクションで、再度HIT。
この時点で、胴付き仕掛けの方は、まだ釣れてない様子。
このままの感じだったら、鉛スッテが圧勝かと思っていたら
その後、鉛スッテには反応が渋くなり、胴付き仕掛けのほうに
連続してHITしていました。おそらく、ライトに小魚が集まってくると
イカも中層に浮いてくるようで、数が多いと鉛スッテにも反応がよさそうなのですが
群れが小さい場合は、胴付き仕掛けのゆっくりとした誘いのほうが
食いがいいような気がしました。

胴付き仕掛けに負けじと、エダスを出し発泡浮きスッテ赤イエローをセット

胴付き仕掛けの、ふわふわ漂う浮きスッテに反応がよさそうな状況を見て
同行の大串さんは、鉛スッテの60cmほど上に、チチワ結びで
硬質発泡浮きスッテの赤イエローをセットし、着底から中層まで誘い上げてくると
中型サイズを連続してGET。水平姿勢が効くのか、それとも
赤イエローが効いているのか。
その状況を見た私も、同じような仕掛けにすると、やはりHIT。
鉛スッテの早い動きに反応がいいイカもいるけれども、この日は早い動きよりも
ふわふわ漂う誘いのほうが、中層ではよく抱いてくる感じでした。

KS鉛スッテ10号赤白×黒メタにてパラソル級HIT

22時を回った時点で、鉛スッテ15匹前後、胴付き仕掛けの方20~50匹。
中層では、小型~中型主体だったため、底付近での誘いのみに絞ると
数は出ないものの、パラソル級がぽつぽつ。
←の写真は、KS鉛スッテ10号赤白×黒メタ で胴長40cmオーバーの写真。
水深50mからの、パラソル級とのやり取りは、おもしろいです。
HITパターンは、「着底→ジャカジャカ巻きで3mほど巻きあげ→ステイ→
ゆっくり竿を持ちあげて、鉛スッテをリフト→HIT!!」

前回は、ステイの際にあたるパターンが多かったのですが、今回はなぜか
2~3秒ステイ後の、リフトの時にHITすることがほとんど。
何かが違うのでしょう。その日の状況により、よく抱くアクションがある
ことを今回学びました。

最終的な釣果

最終的な、釣果は鉛スッテオンリーでやった私が25ハイ。同じく大串さん26ハイ
同船者の胴付き仕掛けの方30~80ハイ
数では、完敗でした。しかし、全体的なサイズを見ると、鉛スッテのほうが
平均的なサイズは大きかったです。この日の釣れ方や、状況から考えると
「早い動き&底付近=中型~大型」「ふわふわ漂う誘い&中層=小型~中型」
こんな印象でした。日によっても違うと思いますので
今後も、様々な条件の時に様々なアクション、釣り方で実験したいと思います。
今度こそは、鉛スッテで胴付き仕掛けに勝たなければ・・・


written by kuboken






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