玄界灘夜焚き基本仕掛け
玄界灘夜焚きイカ釣り、胴付きの基本仕掛け。
5本が一般的だが、なれてくれば7本8本の方も。
ビビンスッテは、4.0号サイズをメインに使用し
ボディ下地の色は、夜光タイプがオススメではあるが
フグ対策に、下地ピンクボディも必需品である。
また、ライトに寄って来るベイトが細めのカタクチイワシや
キビナゴの場合、硬質発泡浮きスッテが効果を発揮する事も多い。
一番下には、エサ巻きエギの早福型をセットすると大型のHITも。
基本の幹糸は16号ナイロン。16号の理由はフグ対策と
絡みの際のほどき易さから若干太めの幹糸を使う。
エダは6~8号を20~40cm(エサ巻きは60~80cm)。
スッテの間隔は、2mが基本。
玄界灘夜焚きフグ対策仕掛け
玄界灘夜焚きイカ釣りで、厄介なのがシロサバフグ(カナトフグ)。
スッテをボロボロにし、幹糸を切っていくこともあり
更にHITしたイカを噛み、イカが無残な姿になってしまうことも。
このシロサバフグ(カナトフグ)被害を最小限に抑えるには
・発光しない(弱い)スッテを使う事 ・綿を巻いていないスッテを使う事
この2点の対策をすることで被害を少なく出来る。
また、連掛けしようとHITしたイカを長く海中に残しておくと
イカを噛まれる事がある為、なるべく早く釣り上げたほうがいい。
エサ巻きエギは、フグの被害が多いが、日によっては
エサ巻きエギにしか大型のイカが反応しない場合がある。
そんな時は、強力発光の全夜光タイプから
微発光の点夜光タイプへの変更もオススメである。
大型サイズ攻略仕掛け
ケンサキイカ胴長40cm近い個体を「パラソル級」「弁慶サイズ」
「一升瓶サイズ」と言ったりするが、そういった大型の個体を
中心に狙う仕掛けが左の仕掛け図。
大型になればなるほど警戒心が強く、数釣れることは滅多にないが
使うスッテの種類や大きさで小型のケンサキイカをかわし
中型~大型を中心に狙うことはできる。
まず、大型サイズに効果的なのが、エサ巻きエギ早福型。
一番下に付けるのが基本だが、反応がいい時は
下から2個つけるのも効果的。
浮きスッテは、ビビンスッテの6号、硬質発泡浮きスッテを。
手返し良く投入から回収できるよう3本仕掛けにするのがオススメ。
誘い方は電動自動巻きではなく、エサ巻きエギのフォールを意識し
攻める事が重要である。
早福型連掛け仕掛け
HITしたイカを大型のイカが追ってくることはよくある。
そういった個体を連掛けさせて数を伸ばそうと言うのがこの仕掛け。
基本的にはエサ巻きエギの早福型を3個セットするが
通常のエギ2~3.5号でも可能。
この仕掛けで重要なのが、その日反応の良いカラーを
仕掛けの一番上にセットすること。
一番の理想は、一番上のエギに、まずはHITさせ
追ってくるイカを下2つのエギに掛けること。
まずイカがHITしたら、しっかりアワセを入れ
その後、ゆっくり巻くだけ。一番上にまずHITし
他のイカが追ってきていれば、連掛け率アップ。
注意して頂きたいのが、必ずゆっくりフォールするエサ巻きエギ
もしくはエギを使用する事が重要であるという事。
イカメタル 鉛スッテゲーム基本仕掛け
ライトタックルでのイカメタル、鉛スッテゲーム基本仕掛け。
鉛スッテに1個浮きスッテ(小型のエギ)をセットするのが基本。
鉛スッテは水深や潮流によって号数を使い分け
浮きスッテは抵抗の少ないケンサキSPやウキプラハイブリッド針
がオススメ。HITする棚が分かっている場合は、その棚を中心に攻め
棚がわからない場合は、着底をとってから誘い上げていくのが
基本の攻め方。浮きスッテ(エギ)のエダは、あまり長くしないほうが
トラブル防止になるが、フワフワした動きが高反応する場合は
20cm程度エダの長さを取った方がいい場合もある。
浮きスッテ(エギ)と鉛スッテまでの間隔は1~1.5mが理想的。
短すぎるとトラブルが多くなり、長すぎると取り込みずらい。
中オモリ 早福型仕掛け
最近じわじわ人気が出てきている仕掛け。
イカメタル、鉛スッテゲームタックルをそのまま使用。
大きく2~3度シャクリ、早福型のフォールで誘い釣る。
活性が低い場合は、30秒ほど同一の棚で待つのも効果的。
例として、水深80mに対し30m前後で小型~中型の
HITがある場合は、その下の40~50mをこの仕掛けで
狙うと、大型のヒット率が高い。
夕方の明るい時間帯や、イカが浮いてこない場合は
底から5mまでを丁寧に誘うと効果的な場合も多い。
なかなかHITしない場合は、一度回収し
早福型に光を蓄えさせ、エサの状態をチェック。
エサはケチらず、なるべく綺麗な状態で攻めるのが理想的。
福井若狭湾夜焚き基本仕掛け
九州玄界灘も人気の夜焚きイカ釣り海域であるが
更に人気が高く、遊漁船やイカ釣りアングラーが多いのが
福井県の若狭湾。玄界灘との違いは
幹糸、エダの号数と長さ。それから使うスッテのサイズ。
浮きスッテは2.5~3.0号を中心に使うが
大型のHITが見込める場合は、硬質発泡浮きスッテや
エサ巻きエギの早福型も使う。
若狭湾は一年を通して様々な種類のイカ釣りを楽しむことが出来
冬~春のヤリイカ、春から夏のムギイカ、夏から秋のケンサキイカ(マイカ)
冬場のソデイカ(タルイカ)が狙える。
冬のヤリイカ、春のムギイカ基本仕掛け
冬に接岸するヤリイカ(ササイカ、テナシイカ)
春によく釣れるムギイカ(小型のスルメイカ)基本仕掛け。
ここ数年、爆発的に人気の出たウキプラハイブリッド針。
細いモノを好むとされるヤリイカ、ムギイカには実績抜群。
プラヅノの細さでありながら、高浮力の為
水中で水平姿勢を保つのが最大の特徴であり、釣果に繋がる。
また、エサ巻きエギの早福型も大型のヤリイカには効く。
直ブラ仕掛け
関東エリアを中心によく使われる直ブラ仕掛け。
エダが1cmと短く、ロッドアクションがそのまま
スッテに伝わる為、スッテがよく動く。
浮力の少ない小型のスッテや、プラヅノを使用する場合は
この直ブラ仕掛けが絡みも少なく理想的である。
またエダが短い事により絡みのトラブルも少なく
イカのアタリもとらえやすい。
直結仕掛け
関東エリアを中心に、よく使われている直結仕掛け。
サバ等が邪魔をする場合によく使われる。
針部分に幹糸を固定する為、仕掛け投入後は針が下向きで沈んでいく。
糸で針を止める、通称テグス巻きタイプ(弊社表記:TV2)のスッテの場合
重量に耐えられず、針が抜けてしまう場合がある。
その為、ボンドで針を固定するタイプのスッテ(弊社表記:R1、R2)
が、強度もあり直結仕掛けの場合はオススメである。
イカのアタリがダイレクトに手元に伝わるが、バラシが多い。
掛けたら緩めない事が重要。
当サイト(キーストン オフィシャルサイト)は、常時SSL化されており、サイト内のセキュリティを強化しております。 これにより、より安全に閲覧して頂くことが可能となっております。
TEL:0955-41-1080 FAX:0955-41-1077
〒844-0002 佐賀県西松浦郡有田町中樽2丁目27番6号
Copyright(C)1999-2023 Keystone Inc. All rights reserved.