大分型を超越することを目指したエギシャープのフォルム

2007年、創業者の故金川源三は、従来の大分型を超えるエギを目指して『エギシャープ』を開発しました。

• ・硬質発砲ウレタン樹脂の『高浮力な特性』を極限化するために彫像したシャープなフォルム。
• ・切れのある動きを実現するためのシンカー。
• ・そして、『エギシャープ』を伝説的なレベルに引き上げるために新たに開発した唯一無二の『KS06針』。

『エギシャープ』は、標準的なコンポーネントに頼らず、創業者が独自の視点で全く新しい設計を行った傑作です。トータルバランスが圧倒的に優れている理由がここにあります。

画竜点睛となった唯一無二の傘針

エギシャープの開発では、ひとつ大きな壁が存在しました。既存の傘針を搭載すると、水中での力学的特性に制限が生じてしまったのです。多くのエギがそうであるように、傘針の選択肢の少なさにより、性能が制限されてしまいました。市販されている傘針は、規格の種類が少ないのです。

この問題を解決するために、エギシャープ専用の全く新しい傘針『KS06針』を独自開発しました。その結果、エギシャープを伝説的なレベルに引き上げることに成功しました。最後に『KS06針』という専用の傘針を付け加えることで、まさに画竜点睛となったのです。

『高浮力な』硬質発泡ウレタン樹脂が可能にした性能

キーストンのエギは、全て硬質発泡ウレタン樹脂という素材を採用しています。 高浮力でありながら、抜群の耐久性を併せ持つ素材であり、目まぐるしく変化する釣り人の要求に対応するには、現在のところ、この素材が最適であるとキーストンでは考えています。 ただし、その特性上、ばらつきのない均一なボディの製造が極めて難しく、 店頭で見かけるほとんどのエギはこの素材を採用していません。 この素材によるボディの量産が非常に難しいためです。 しかしながら、キーストンでは、長年の研究開発により、均一で安定した生産を可能にしてきました。

『フリーフォール』と『テンションフォール』の両方の追求が最重要。

エギシャープには規格として4種類のフォールスピードが存在します。

• ⇒ V0タイプ: 超スローフォール
• ⇒ V0+タイプ: スローフォール
• ⇒ V1タイプ: スタンダードフォール
• ⇒ V2タイプ: ファーストフォール

この4種類は、フリーフォール時のフォールスピードの規格となります。ただ、エギの性能として最も重要な要素は、テンションフォール時のバランスです。

『フリーフォール時』と『テンションフォール時』の両方のバランス追求こそが最重要な点であり、エギの開発で最も難しいところです。 結果として、感度、ダート性能、沈下姿勢、操作性、飛距離、そして釣果へと繋がります。 これが、キーストンが追い求めるトータルバランスなのです。

エギシャープは、全ての規格で最高のバランス調整を行っています。

COLOR CHART

価格・スペックその他

3.5号V0 (15g)
3.5号V0+ (16g)
3.5号V1 (17g)
3.5号V2 (20g)

3.8号V0 (17g)
3.8号V0+ (18g)
3.8号V1 (19g)
3.8号V2 (24g)

小売希望価格は全てオープンプライス。