釣行レポート
2011年11月16日呼子 吉栄丸さんにて、夜焚きイカ釣り釣行!

2011年11月16日、呼子港から出船する「吉栄丸」さんにお世話になり
11月いっぱいで終了予定の、夜焚きイカ釣りに行ってきました。
当日は、小潮に変わる前の中潮で波高1.5m。
半月ぶりぐらいの、夜焚きイカ釣りだったようで、状況はさっぱりわからない状況でした。
ポイントに到着すると、まずはテスト品の直結発泡浮きスッテをセット。
今年、大好評頂いた、発泡浮きスッテの直結バージョン。
玄界灘では、あまり直結仕掛けは使いませんが、関東方面や
冬のササイカ釣りに使えるのでは?という期待があります。
釣り場の水深は85~90m。そこそこ深い水深です。
釣りスタートから2時間程度、直結仕掛けを試しましたが、この日は
イカの群れが寄ってこなくて、開始2時間で船中1匹と非常に厳しい状況でした。
こういう時には、なかなかテストは難しいと判断し、エサ巻きエギ「早福型」
をメインとした、3本仕掛けに変更し再度チャレンジ。
しかし、エサ巻きには反応が悪く、エサも取られることが少ない為
発泡浮きスッテとウキプラ110をセットした5本仕掛けに変更。
同船者の中で、コンスタントに釣っている方曰く、70mラインでの
釣果が多いとの事でした。通常、ライト点灯後は30~40mラインで
抱いてくることが多いのですが、この日はまったく反応なし。
あまり食いが良くないので、浮いてこないのではという感じを受けました。
水深が深い70mラインでの釣果が多いと言うことは
イカがスッテを抱いたアタリが、非常にわかりにくくなります。
エダスが長いと更に、わかりにくいのです。
今回の釣行は、最終的にブドウイカ10匹、スルメイカ1匹という
結果に終わりましたが、釣れない時ほど学ぶことは多いと思います。
今回一番釣られてる方は、30匹程度。では、一番釣ってる方との違いは何なのか。
船長も言われてましたが、夜焚きイカ釣りの場合、釣り座は釣果に、あまり関係ないと。
釣果に関係してくるのは、「スッテ」「誘い方」「状況判断」。
今回の場合、70mラインでよく抱いてきていたということは、
スッテを抱いたり、触ったりしているイカのアタリを、感じ取りにくい状況
だったのは間違いなく、違和感を感じてスッテを離していたイカも多かったのでは
と思います。今回、発泡浮きスッテ、ウキプラ110をメインに使っていましたが
こういう状況の場合は「綿巻き」の、ビビンスッテが有効だと感じました。
それは、綿が巻いてあることで、違和感を感じにくく、一度スッテを抱くと
離しにくいという理由から、釣れるポイントが深い場合、有効であると思います。
発泡ウキスッテ、ウキプラ110は、絶妙なバランス&細身のシルエットで
イカを誘い、基本に忠実なビビンスッテは、釣れる棚が深い場合に役に立つ。
このことを、実感した釣行となりました。
いよいよ、今年の夜焚きイカ釣りシーズンも今月11月いっぱいとなりましたが
最後まで、夜焚きイカ釣りを追い求めて行きたいと思います。
written by kuboken