
2011年7月14日 呼子 吉栄丸さんにて見事竿頭に!
7月14日、北部九州の夜焚きヤリイカ遊漁船の中で
圧倒的人気を誇る、吉栄丸さんに乗船しヤリイカ狙ってきました。
吉栄丸さんは、夜焚きヤリイカ専門で出られている船なので
装備は完璧です。竿掛け、スッテ用マット、尻手ベルト、
電動リール用バッテリー、個人用のイケス、氷・・・
船長も、こまめにイカの反応がある水深等を、教えていただけるので
快適な釣りができました。
本日の条件は、大潮で満月。しかも2枚潮が激しく、あまりよくない条件でした。
釣り始めてすぐは、なかなか数がのばせませんでしたが
夜の9時をまわった段階で、曇が月を隠し始めたら、つれ始め
釣り終わって見ると、40杯超えを記録!
周りの人は20~30杯が多い中で、見事40杯越えで竿頭に!
今回の勝因は、誘い方とスッテの入れ替えだと思います。
満月で、あまりイカの食いもよくないだろうということで、底付近にたまってるのでは?
ということで、底付近を丹念に誘いました。
底付近を中心に攻める場合、鉛を底に着底させた状態で糸ふけをだすとよく釣れました。
釣り方は簡単。まず底に鉛を落とした状態で2回大きくシャクリを入れます。
次に、小刻みなアクションを3~5回入れ、鉛を底に着けた状態で糸ふけを出します。
3~5秒ほどまって、ゆっくり誘い上げてくると、抱くことが多かったです。
また、7月以降は大型のヤリイカが少なくなり、小型~中型が多くなるようです。
釣行前から、その情報を知っていたので、今回は2.0号のスッテを試してみました。
北部九州での夜焚きヤリイカ釣りでは、4.0号の浮きスッテをメインに使いますが
関東では、小型のスッテをメインに使用します。
私の考えなのですが、おそらくベイトが小さくなり、小型のヤリイカが多くなると
2~3号の小さなスッテが有利であるのではと思います。
夜焚きイカ釣りは、非常に奥の深い釣りであり
様々な種類のスッテ、カラー、サイズをうまく使い分け
その日のヒットパターンを探し出せれば、常に竿頭も夢じゃないと思います。
written by kuboken