キーストンでは『モノづくり』を通して『漁師力学』を追求する。

ケタ外れに釣る漁師の直感

イカからサバなどの青物まで、桁外れに釣る伝説的な漁師が各地に存在する。 では、桁外れに釣る漁師は、一般の釣り人と何が違うのか? 「釣りがうまい」と一言ではとても言い尽くせない「何か」を彼らは持ってい るのは間違いない。ではその「何か」とは何か? それは、間違いなく日々の緊迫した体験から培われる漁師独特の体感的知識と 最新の理論との絶妙な融合から生まれる「漁師の直感」である。


ノーベル賞級の熟考

直感」はいい加減なものではない。 豊富な体験と知識から生まれる瞬間的なブレイクスルーであり、 時としてノーベル賞級の発見があることはよく知られた事実であり、 またそれは日々、全ての瞬間で、意識していないと生まれないモノである。


漁師力学的なもの

キーストンは設立以来「漁師力学」というキーワードを大切にしている。 エギングブームが現在進行中ではるが、 もともと「漁師」の釣りが一般に普及し、進化したものである。 その根底には「漁師的な」深い理論と体験が内包されており、 キーストンでは、それを「漁師力学的なもの」として捉えている。


バタフライ効果というモノ

ここで、天気予報を考えてみる。 天気予報がはずれて、びしょ濡れになってしまったことを、多くの人は経験していると思うが、 天気予報がはずれてしまうのは、初期条件が多すぎることから発生するカオス的な揺らぎのせいだと言われている。 では、初期条件を完璧に与えれば天気予報は完璧に当たるのか? 残念ながら、このリアルな世界には、ラプラスの悪魔は存在しないので、 条件を全て取り出すことは不可能である。 カオス理論の世界で有名な「バタフライ効果」は、遠くアフリカ大陸の地において 蝶(ちょう)の羽ばたきによる風の影響が、連鎖に連鎖を生み、日本に雨を降らせるという、有名な例え話である。


早福型というエギ

漁師が桁外れに釣るための手法は、この天候予測の難しさと同様のものを感じる。 天候、海流、小魚の群れ、プランクトン、海の色、地形等の多くの条件を瞬時に判断し 直感的に桁外れの釣果を得る。 直感は日々の経験や深い思考の中から必然的に生まれるブレイクスルーであり、 当てずっぽうなものではない。 その直感を、意味あるモノにするには、漁師には理想的な道具が必要であるが、 毎年、伝説を築き上げている「早福型(はいふくがた)」というエギがその道具の一つだ。 この早福型は、一般の釣り人から漁師にいたるまで、桁外れに釣れるせいか、こっそり使っているのを頻繁に見かける。


爆釣に最も重要なのはエギの動き

漁師は言う。「深さが、30mだろうが、120mのだろうが、エギが意図した通りに動き、 泳ぐことが絶対条件であり、天候、海流、小魚の群れ、プランクトン、海の色、地形等の多くの 条件の中で、我々が最も重要な要素と位置づけているものがエギの動きである」と。 ここに内包されている「漁師力学」をキーストンでは追求していきたいと考えている。


一般の釣り人からのフィードバック

漁師力学」には、興味深い側面がある。 それは、一般の釣り人の研究心から生まれるアイデアの商品へのフィードバックである。 昨今、インターネットが起爆剤となり、一般の釣り人の情報交換がボーダレスに行われているせいか、 非常に良いアイデアが採用された商品が多くなってきているように感じる。 多くの漁師達は、この一般からのアイデアが具体化された商品が良ければ、こだわりなくそれを採用する。


境界なき釣具と漁具

Twitter+Ustream や Facebookをはじめとするソーシャルネットワークが爆発的に普及することに伴い、 あらゆるジャンルで商品のボーダレス化が加速している。 これは、先に述べたように、釣り具の分野でも同じである。 エギングブーム以降、これは漁師が使うモノで、これは一般が使うモノ、というような 従来の商品の境界は意味のないものとなってきている。 考え抜かれた叡智だけが生き残っていく時代となっており、その兆候は「神経絞め」という これまで特殊だった商品ジャンルにも顕著に表れている。 一般の人から、プロの漁師まで、ボーダレスに使われているのだ。


漁師力学量子力学

同音意字のキーワードとして「量子力学」という学問がある。 携帯電話をはじめとする最先端のエレクトロニクスを介して我々の生活に深く 浸透しているが、よほどのことがない限り、人がこのことを意識することはない。 「シュレディンガーの猫」や「アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックス」 と言った仮想実験で見られるように、量子の世界は非常に不可思議である。 デカルト以来の要素還元的手法の限界を示すモノではあるが、 古典物理学が不必要になっているのではない。ニュートン以来の考え方は必要不可欠だ。


学問のすすめ

東日本震災以後、原子力の問題が表面化してしまっているが、 人の「量子」の理解がまだまだであるかもしれない。 福沢諭吉は学問のすすめにて、以下のように言っている。

西洋の諺に「愚民の上に苛き政府あり」とはこのことなり。
こは政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災なり。
愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。
ゆえに今わが日本国においてもこの人民ありてこの政治あるなり。

その国民のレベルで、その国の政治のレベルが決定されることを言っているのだが、 政治だけではなく、あらゆる学問にあてはまる事柄である。 当然、「漁師力学」についても同じであり、「漁師力学」の理解の底上げが必要だ。

キーストンが目指すところは、「日本のモノづくり」を通した「漁師力学」の理解であり、
とにかく「モノづくり」が大好きなのである。



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